とある飛空士への恋歌

とある飛空士への恋歌の基本情報
作品名とある飛空士への恋歌
放送日2014年3月31日
話数13話
監督鈴木利正
脚本猪爪慎一、吉田玲子兵頭一歩、鈴木貴昭
放送局TOKYO MX
原作犬村小六
制作トムス・エンタテインメント

とある飛空士への恋歌のあらすじ/内容

バレステロス皇国の第一皇子であったカール・ラ・イールは、「風の革命」と呼ばれる革命闘争で王政が失脚したことで両親を処刑され、地位、名誉、家、そして本当の名前を奪われた。残された物は、暴風を自在に操る異能の力で革命の旗頭となった人物、ニナ・ヴィエントへの復讐心と、死を前にした母と牢獄で交わした「飛空士になる」という約束の2つのみ。そのまま獄死するところであったところをミハエル・アルバスの一家に養子として引き取られ、ノエル、マヌエル、アリエルの3姉妹に暖かく迎えられたカールは、その名をカルエル・アルバスと変え、飛空機械工場の町ベラスカスで生きることになる。「風の革命」の5年後、共和国となったバレステロスでは元老院による共和政体が機能せず恐怖政治がはびこり、元老院は共和制派、王政復古派、折衷派の3派に割れていた。共和制派の失脚によって王政復古派と折衷派の2派の対立が明白になったころ、王政復古派の台頭を恐れる折衷派はカルエルに使者を送り、「イスラ計画」に参加することを提案する。空飛ぶ巨大な島「イスラ」に乗り込んで創世神話にある空の果てを発見し、世界の姿を解き明かすというという名目で続けられていたイスラ計画の実態は、一般市民を冒険のロマンという熱狂で欺きつつ、政治的に邪魔な存在を文字通りの「島流し」にして追いやるというもので、イスラに送られる人々の中には王政復古派の貴族や、ニナ・ヴィエントを含めたかつての改革の主導者たちも含まれていた。カルエルはそれが「島流し」であること承知しつつも、飛空士になるという母との約束を叶えるため、そしてイスラに乗り込むニナに会って復讐を遂げるため、提案に乗る。カルエルとアリエルはアルバス家を出て、折衷派から学費と生活費の提供を受けて、イスラにあるカドケス高等学校の飛空科に通いながらの長い旅に発つことになる。不機嫌な思いを抱えつつもイスラでの生活を始めたカルエルは、ふとしたことから「他人には優しくしなさい」という母の遺言を思い出し、偶然出会った謎の少女、クレア・クルスを助ける。カルエルは、クレアのおどおどして人慣れしていない態度から、彼女が自分と同じく何らかの不幸な訳ありでイスラに送られたことを察し、そこに自分の境遇を重ねて彼女に共感する。クレアもまた、自分が他人に求め続けていたものを察してくれたかのようなカルエルの優しさに好感を持つ。しかしクレアが秘めていた事情はカルエルの想像を超えるものであった。クレアが帰宅すると、従者達がクレアへ編み込みの付け毛と化粧を施し、神秘的な衣装を身に纏わせる。その姿は、カルエルが憎しみを向ける母の仇、ニナ・ヴィエントであった。イスラは「島」という特性故に安定した航空を続け、不安から来る内乱などとは無縁の平和な旅を続けていた。カドケス高校飛空科に入学したカルエルは、数日前に出会ったクレアとの再会に胸を躍らせていた。貴族中心のクラスであるヴァン・ヴィール組のクレアと、平民中心のクラスであるセンデシュアル組のカルエルが仲良くすることが気に食わないヴァン・ヴィール組のファウスト・フィデル・メルセたちによる嫌がらせなどのトラブルを抱えつつも、カルエルとクレアはペアを組んで教習をこなしていくことになる。飛空科の学生達はそれぞれ友情を育みつつあった。かつて幼い頃から風を操る異能の力を恐れられ、その力を見いだされて言われるまま革命に協力させられ、ニナ・ヴィエントとして多くの人々の処刑に立ち会い心をすり減らしてきたクレアは、カルエルとの交流に心の安らぎを覚えていく。しかしクレアは「獄死したはずのカール・ラ・イールがイスラに来ていて、ニナ・ヴィエントに復讐する機会を伺っている」という噂を聞かされ、記憶の中にあるカールの姿にカルエルを重ねて一抹の不安を覚える。そんなある日、イスラを偵察する未知の国籍の戦空機が出現。イスラ空挺騎士団はこれを撃墜するが、神話上の存在であった敵対勢力「空の一族」(空族)の実在が明らかになる。また撃墜された機体から回収された海図から、進路上に存在する敵とも味方とも知れない未知の勢力「神聖レヴァーム皇国」の存在も明らかになり、旅の前途に不安が翳り始める。8月の強烈な日差しの下、「空の一族」との戦闘に備えた過酷な陸戦訓練が行われる中でも、学生達は恋と友情を育んでいく。イスラはついに、創世神話に記された途中経由地となる巨大構造物「聖泉」に到達し、人々は視界の果てまで広がる美しい海の噴水に歓喜する。しかし、聖泉は着水不能の不便な海域でもあり、海水から電力を得ていたイスラはいつ終わるとも知れない節電を強いられる。次第に残電力が減っていくある日、イスラは「空の一族」から一方的な宣戦を布告される。「空の一族」側による二重の陽動作戦と地の利の不利、加えての圧倒的な戦力差に騎士団だけでは手が足りず、学生たちにも任務が下される。生徒たちのうちミツオ、チハルは索敵任務、ヴァン・ヴィール組22人とカルエル、アリエル、ウォルフガング、マルコの4人は迎撃、その他のセンテジュアル組は陸戦で拠点防衛にそれぞれ参加するが、しかし「イスラを守る」という純粋な気持ちは「空の一族」側の圧倒的な戦力にへし折られ、学生たちは次々と戦死していく。カルエルは今までいがみ合っていたファウストとも共闘して互いを認め合うが、カルエルが参加した学徒隊は彼を残して全機撃墜され、アリエルも重傷を負う。カルエルは瀕死のアリエルに声をかけ続ける中、「戦闘空域を俯瞰視点から見つめ、敵機の機動が予測できる」という不思議な感覚になり、敵の攻撃をかわし続ける。その直後、未知の勢力であった神聖レヴァーム皇国の戦空機が突如飛来する。機首に海猫のノーズアートを描いたその戦空機は、カルエルを守るように空族の戦空機を次々に撃墜していく。カルエルは窮地から救ってくれたエースパイロット「海猫」の操縦に憧れを抱く。「空の一族」との戦闘においてヴァン・ヴィール組は全滅。センデシュアル組からも2人の戦死者が出て、飛空科学生48人中24名が戦死する。さらに、重軽傷を負った学生も数多く、彼らは戦闘の恐ろしさを思い知った上、仲間を失ったことにより心に深い傷を負う。クレアは親しい友人たちの戦死に心を痛め、自分だけが要人として安全な場所に匿われたことや、その正体がカール・ラ・イールではないかという疑惑に確信を得つつあったカルエルに対し、自分の正体を隠し続けたことによる罪悪感に苛まれる。クレアはカルエルと互いの正体を明かし合ったことをきっかけに飛空科を自主退学し、自分の感情を殺してニナ・ヴィエントとしての役割を全うしようとする。カルエルも、初めて愛した人が憎み続けてきた仇であるニナ・ヴィエントであるという思いがけない事実に錯乱し、茫然自失となって塞ぎ込む。その間も容赦のない「空の一族」の攻撃は続き、彼らは傷も癒えぬ内に再び戦場の空へと飛び立つことを求められる。カルエルはアリエルや、バレステロス皇国の生き残りであるカルエルに対して密かな恨みを抱いていたイグナシオ・アクシスから乱暴ながらも奮起を促され、革命で処刑された母親は復讐を望んでいなかったことを思い起こす。出撃を決意したカルエル、イグナシオ、ノリアキ、ベンジャミンら4人の生徒たちの奮闘もあり、イスラ側の超弩級戦艦ルナ・バルコは「空の一族」の飛空戦艦を撃沈することに成功するが、戦艦を失ってもなお圧倒的な「空の一族」側の戦力の前に、クレアを乗せたまま撃沈寸前に追い詰められてしまう。しかしクレアの元へ、ニナ・ヴィエントへの恨みを乗り越えたカルエルの激励の声が届き、クレアは長い間失っていた風呼びの力を取り戻す。暴風や竜巻を自在に操る風呼びの力と、援軍として駆けつけた神聖レヴァーム皇国所属の戦艦「エル・バステル」の加勢により、形勢は一気に逆転する。戦闘後、神聖レヴァーム皇国との歓談に沸くイスラだが、「空の一族」からひとつの書簡が投下される。イスラとの休戦交渉に当たって「空の一族」が出した要求は、「空の一族」の神話でも信仰対象となっていた風呼びの少女、ニナ・ヴィエント(=クレア)の身柄であった。カルエルは恨みを捨て去り、クレアと心を通わせた。カルエルと心を通わせたクレアは、風呼びの力を取り戻した。だが地の利がある「空の一族」相手では、風呼びの力をもって全面戦争を続けても遅かれ早かれイスラの戦力は消耗し、敗戦に至ることは明白であった。停戦交渉に赴いたアメリアの巧みな交渉術によって「空の一族」から多くの譲歩を引き出しつつも、通過権と引き替えにクレアの身柄の引き渡しが決定された。出立の日の朝、イグナシオの手引きにより機会を得たカルエルはクレアに想いを伝え、どんな手段を使ってでも、いつかクレアを奪い返しに行くことを約束する。そしてクレアもまた、カルエルへ自身の想いとお守りを残す。イグナシオはクレアの護衛として、彼女と共にイスラを去る。ようやく聖泉を通過したイスラは、途中寄港した「神聖レヴァーム皇国」での補給と護衛艦隊の合流を果たし、再び空の果てを目指して旅を続ける。途中で「空の一族」に遭遇しながらも通過権により戦闘を避け続け、ついに空の果てに到着する。明らかになった世界の姿は、平面世界の周りを星が回るという物。平面世界は「段差」である大瀑布によって隔てられ、空の果てで「石畳」と呼ばれる大地へと還った海水は、世界の中心にある聖泉から再び噴出している。そして、「空の果て」は水の落ちない工夫であるとともに、物質が消滅し石畳へと還る場所だった。推進装置を逆転させても「空の果て」へ向かって加速を続けていたイスラもまた、数々の思い出を乗せたまま空の果てで石畳へと還っていき、消失した。イスラ住民はレヴァーム艦隊に避難し帰路につき、レヴァームで新たな派遣艦隊に乗り換え、バレステロスに3年振りに帰還する。バレステロス共和国では「島流し」の甲斐なく更に政情が悪化し、民衆から選ばれた政治家たちが私利私欲のまま政争に明け暮れる衆愚政治に陥っていた。民衆の間では、かつて自分たちで踏み躙った王政の復古を望む声が高まっており、イスラと共に帰還したというバレステロス皇子カール・ラ・イールの噂と、その仇敵であったニナ・ヴィエントへの復讐の顛末は注目の的になっていた。共和制の存続を望む政治家たちから民衆を諫めてくれるよう懇願されたカルエルは、イスラの指導者であったアメリア、ルイスの後押しを受け、カール・ラ・イールとして凱旋式典の演説の場に立つ。その目的は、自らの名と立場を利用してクレアを奪還すること。カルエルは壇上で、自分が復讐の念や憎悪を乗り越えてニナ・ヴィエントと愛し合う立場となったことを明かし、「空の一族」に連れ去られた彼女を奪還するため、人々の助力を必用としていることを情熱的に訴える。人々はこれに熱狂、同情し、「引き裂かれた悲劇の恋人」「革命の旗頭と、革命により地位を奪われた皇子の禁断の恋」という歴史的ロマンスは国境を越えて周辺国家へも広まり、彼らの恋と奪還作戦は支持される。熱狂に乗じて政策の失敗をうやむやにしたい政治家や、「空の一族」との貿易で利益を得たい実業家たちとの利害も一致し、ニナ・ヴィエント奪還のためにバレステロス、斎ノ国、帝政ベナレス、そして新しい同盟国となった神聖レヴァーム皇国が参加した多国間連合の超大規模艦隊「第二次イスラ艦隊」が編成される。カルエル自身も単座戦空機に乗り込み、必勝の準備を整えてクレアの奪還に旅立つ。その傍らで、旅には同行せず、義兄に対する恋心を悟られないよう身を引いたアリエルは、自身の想いを「歌えない恋の歌」として内に秘め続ける決意を固めていた。時は流れ、イスラの帰還から28年。イスラの旅を共に乗り越えた、かつての飛空科学生たちの交流は途絶えることなく続いていた。その中の一人、ナナコは作家としての道を歩んでいた。47歳になった彼女の手によって、イスラの旅の日々を振り返った回顧録、「空の果てのイスラ」が出版される。

引用:Wikipedia
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